こんにちは。
悩ましい日々です。
お弁当が上手に詰めれない。
この2ヶ月、会社にほぼ毎日お弁当を持って行ってるのだけれど、なかなか上手にお弁当が詰めれない。あの小さな空間にどうやってみんな上手におかずを詰めているんだろう!
話のベクトルが少しずれるのですが、昔から空間を構築すること、空間を楽しむことが好きです。例えば生け花とか。中学校の時に生け花部だったのですが、同じ花を使っても生ける人によって魅せ方が全然異なるのが面白かった。花と、花の間の空間も楽しむ感じが好きでした。あとはインテリアとか。
多分、ぎゅうぎゅうに詰まった空間より、余白を楽しむ空間の使い方が好きなんだと思う。そうだ、だからお弁当をぎゅうぎゅうに詰めるのが苦手なんだ!(←言い訳)
さて、前置きが長くなりましたが、今日はご飯が美味しそうな映画を3つご紹介したいと思います。
前の記事で、最近はまってるご飯系の漫画を3つご紹介させていただきました。
今回は映画!以下3つご紹介したいと思います。
①しあわせのパン
北海道の小さな町、月浦で宿泊のできるパン屋さんを営む夫婦と、お店に訪れるお客様の人生を季節の移ろいとともに描いている映画です。パンをこねる、ゆるふわな大泉洋が楽しめます。
大泉洋さん演じる尚の作るパンや、原田知世さん演じるりえが作る料理とコーヒーがとにかくおいしそう!圧倒的ご飯派の私もついパン派に翻りそうな勢い。また、そのパンや料理を食べたお客様がそれぞれの人生にゆっくりじっくり向き合っている姿が泣けた。ハートウォーミング。
食って大事。悲しい時でも、落ち込んでいる時でも、美味しいものは身体も心も救ってくれると思うんです。どんな時でも、ちゃんとご飯食べよう、食事の時間を大事にしようと思わせてくれる温かい映画です。おすすめ。
②かもめ食堂
これは有名ですよね。『かもめ食堂』
フィンランドのヘルシンキで主人公サチエが「かもめ食堂」という小さな食堂を営むお話。ちなみに、かもめ食堂のメインメニューはおにぎり。
起承転結が激しくなく、穏やかでゆったりとした映画です。こちらの映画も、主人公サチエが作る料理がとにかくおいしそう。
特におにぎりを握るシーンがすごく好きです。炊き立てのお米をてのひらに乗せて、具をお米の真ん中に置いてそれを包むようにギュッ、ギュッと握っているところからもうおいしそう!余談ですが、私の母がすごくおにぎりを作るのがうまくて。握り方がうまいのか、塩加減が絶妙なのか、なんであんなに美味しくなるのかわからないのですが、親戚が集まってBBQをする際にはいつも母がおにぎり担当になっていました。
日本人のソウルフードですよね、米。おにぎり。大好き。
また、こちらのロケ地のかもめ食堂、実際に存在するそうです。
映画が撮影された際は、「カハヴィラ・スオミ」というお店だったらしいのですが、閉店したらしく、その後釜に日本人オーナーの小川さんという方が「かもめ食堂(Ravintola KAMOME)」としてリニューアルオープンしたそう!これは是非行ってみたい!
かもめ食堂を観た後は、おにぎりを食べたくなり、フィンランドにも行きたくなる!おすすめの映画です。
③大統領の料理人
2012年に制作されたフランス映画。フランスの大統領官邸(エリゼ宮殿)で、史上初の女性料理人として1980年代にフランス大統領に務めていた方の実話をもとに作成された映画です。
この、フランスの大統領をも魅了した主人公オルタスの料理がなんとも魅力的!オルタスの作る料理は、田舎の素朴な料理が多いんです。
洗練された料理、というよりは家庭的な雰囲気の料理ですね。(とはいえ私には到底作れませんが。)おいしそう~!
男社会で、なおかつ古き良き伝統を遵守することが大事とされている厨房の中で主人公のオルタスは異端な存在になってしまうのですが、それでも自分のスタイルを信じ突き進む姿勢がなんともかっこいいんです。
あと、個人的に料理を作る際に流れるタラララララン、ラン♪というBGMが好き(笑)
この映画も抑揚が激しいわけではないのですが、おすすめの映画です。
はい!以上、秋に見たいご飯が美味しそうなおすすめ映画3選でした。
なんかこの記事を書いてて思ったんですけど、私、洗練された料理よりは日常に寄り添うようなほっこりする料理の方が好きなのかも。
お洒落なコース料理も好きなんですけどね。でも、たまにだから美味しいの。特別な日に、料理も雰囲気もその特別な日の空気感もまるっと合わせて楽しむのがいいんですよね。
次はご飯が美味しそうな小説もご紹介したい。また書こう。またね!