くりの週末散歩

人生を少しでもお得に楽しく生きたいOLの備忘録

関西に住むアラサー営業職。ちょっとでも人生をお得に生きたいOLの備忘録です。旅行と読書とコーヒーが好き。

【読んだ】コーヒーが冷めないうちに

こんにちは。

昨日、ずっと欲しかったPAUL&JOEの口紅を買いました。

ずっと欲しくて、我慢してたけど仕事で嬉しいことあって自分へのご褒美に買っちゃった~~。

見た目も色も可愛くてお気に入りです。

これつけて明日も仕事頑張ろう、、、か、、、。

 

さて、今回ご紹介する本は川口俊和さんの『コーヒーが冷めないうちに

 

コーヒーが冷めないうちに

コーヒーが冷めないうちに

 

 

2017年に本屋大賞にノミネートされ、67万部突破しているので、

ご存知の方も多いかもしれませんが、読んでみて思ったことが色々あるので、書いておこうかなと。

 

 

 

 

あらすじ

とある街のとある不思議な喫茶店が舞台のお話。

 

その喫茶店のある席に座ると、望んだ時間に戻れるとい都市伝説があります。

でも、時間を戻るためにはすごくめんどくさいルールがいくつもあります。

 

1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない者には会う事はできない
2.過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない
3.過去に戻れる席には先客がいる
その席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ
4.過去に戻っても、席を立って移動する事はできない
5.過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、
そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ

 

めんどくさいルールがあるにも関わらず、

時間を戻したいと望む方はこの喫茶店を訪れます。

 

そんな不思議な喫茶店で起こった心温めるお話の短編集です。

 

 

感想、「現在が変わらないなら過去に戻っても意味ないと思ってた。でも違った。」

この本の冒頭に書かれている、喫茶店のルールを読んだ時にまず思ったのが

過去に戻っても現実を変えることができないなら、意味なくない?でした。

 

いやだって、過去に戻りたいって現実を変えたいからじゃないの??

現実を変えることができないなら、戻っても意味ないやんって私は思いました。

 

 

でも、違った。

 

過去に戻って現実を変えれなくても、

人の気持ちは変えることができるし、未来も変えることができる

 

 

この本、帯に「4回泣けます」って書いてて、手に取るのためらってたんですよね、実は。

私、こういう「絶対泣けます!」とか書かれてる本読んで泣いたこと今までなくて。

 

でも、この本はリアルに泣けた。

本読んで泣いたの、神様のカルテを読んで以来かもしれない。

移動中の電車の中で読んでて涙が止まらなくなってまじで困りました、この本。

(電車で本読んで号泣した2018年、春。)

 

 

現在の事実は変えれなくても、自分の気持ちを整理することって大事かもしれない。

今の自分の気持ちを整理して、未来は変えれることができるもんね、、、!

 

 

 

過去に戻ることについて考えてみた

 

はい、そんなこんなで、読み終わった後に自分について考えてみました。

私あんまり過去に戻りたいと思ったこと無いな~って。

 

周りの友達や同期がよく言う「学生に戻りたい」とかも、あんまり思ったことない。

学生に戻れたら最高なんですけどね、もちろん。仕事も無いし、めっちゃ楽しい学生生活だったし。

でもまあ、戻るくらいなら今と未来を過去より楽しくしてやるわ~~精神で日々生きてます。

(って書くとポジティブに見えるけど、そういうわけでもない。)←ややこしい

 

 

でも、がっつり戻りたいってことはないんだけど、日々小さな後悔はやっぱりあって、

時間が戻れるなら、やり直したい細かなことはいっぱいあります。

 

・気まずくなってしまったあの人と気まずくなってしまったあのきっかけを防ぎたい。

・この前やっちゃた仕事のミス、防ぎたい。(何であの時しっかり確認しなかったの、自分、、、!)

・この前友達に言っちゃった一言を撤回したい

・量り売りのおかし、200円分だけ買おうとしたらまさかのお会計800円分だった。800円お菓子買うならハーゲンダッツ買いたかった、、、。

etc...

 

挙げだしたらきりがない。(しょうもないのも含めて、ね。)

でもこういう小さな後悔も、現実は変えれなくても過去に戻って

今の気持ちは変えることはできるかもしれないなあ。

今の気持ちにちゃんと向き合って、整理して、

しっかり未来に向かって歩いて行きたいもんです。

 

 

 

まあ、私、この喫茶店行ったことないんで、過去に戻れなさそうですけどね。

(※あらすじに書いてる喫茶店のルール1参照)

 

は~~~、この本面白かったな。

続編も出てるみたいなので、今度読んでみようっと。

 

この嘘がばれないうちに

この嘘がばれないうちに