くりの週末散歩

人生を少しでもお得に楽しく生きたいOLの備忘録

関西に住むアラサー営業職。ちょっとでも人生をお得に生きたいOLの備忘録です。旅行と読書とコーヒーが好き。

【読んだ】川内有緒さんの『晴れたら空に骨まいて』

こんにちは。

今日、電源がつかなくなってしまってた私物のMac Book Airの電源をなんとなくつけてみたら、ついたーーー!なんで!?なんで急に復活したの君!?

 

昨年急に壊れちゃって「Mac 電源 つかない」でググりまくって色々試してもつかなかったのに!Appleストアに持って行ったら修理費用5万円と言われて諦めてたのに!急に復活するなんて、、、ツンデレかよ。でもありがとう。感謝感謝。

 

というわけで、嬉しくって今日は久々にMacから記事を書いています。にしても普段仕事でWindows OS使ってるからiOS使い辛いな。キーボード配列も異なるので、リハビリが必要そうです。

 

 

さて、今日は、川内有緒さん著の『晴れたら空に骨まいて』の感想を書きたいと思います。

晴れたら空に骨まいて

晴れたら空に骨まいて

 

 

 

内容紹介

病や旅などで、身近な存在を失い、ユニークな方法で見送った経験を持つ5組の話。パリ、ヒマラヤなど世界各地を舞台に、取材対象者と故人との出会い、離別、その後に至るまでがこまやかに綴られる。

 

 

感想「人生100年時代と言われている今、慣習や形式にとらわれる費用はないのかな。」

川内有緒さんは、前回こちらの記事でも紹介しましたが、元国連職員というすごい経歴を持つ、ノンフィクション作家です。

kurimlkt.hatenablog.com

 

川内さんの本ということで、今回もこの『晴れたら空に骨まいて』を読んでみたのですが、面白かった!!!内容紹介にも記載している通り、この本は身近な方を失い、ユニークな方法で見送った経験を持つ5組の物語です。

 

ユニークな見送り方の一例として、例えば散骨!現在の日本において、散骨ってあんまりまだメジャーではないですよね。宗派にもよりますが、火葬した後にお墓に入れるのが一般的かと思います。ただ最近は葬儀のあり方なんかも多様化してきて、自然葬や散骨の希望者も増加しているため、その専門業者さんも多数出てきているそうです。

 

 

この本では、夫の骨を世界のあちこちに少しずつ散骨した女性の話や、チェコで客死した父の骨をチェコに散骨することを考えている女性の話などが登場します。そして、著者の有川さん自身もお父さんの骨を散骨したそう!私は身近な人で散骨をした人がいないので、なかなか散骨ってイメージが湧かなかったのですが、読んでいておもしろかったです。

 

 

この本を読んで、人生100年時代と呼ばれている今、今までの慣習や形式にとらわれる必要はないんだろうなと思いました。もちろん伝統を残していくことも大事。でも、例えばこの本だと葬儀について日本の形式に囚われずにユニークな方法で大切な人たちを見送っていますよね。正直、散骨と聞くと「え、骨って撒いていいの!?』と私はギョッとしてしまうんですが、この本の中の散骨された女性は、大切な方を思ってベストだと思う散骨という方法を選んで実行していて「こういう弔い方もあるんだなあ、形式に問われる必要はないんだなあ」と色々考えさせられました。

 

 

自分自身のあれこれについて

 

最近働いていて「これからどんな選択をしていこう」と色々悩んでいます。東京で今の会社で働き続けるか、今の会社で大阪転勤になるのを待つか。はたまた転職して関西に戻るか、もしくは転職して東京で働き続けるか、等!笑

 

 

今までの世間(日本)の価値観だと、終身雇用とか、転職するとしても「3年働いてから」みたいな考えが一般的だったのかもしれないけど、そういう固定観念に囚われなくてもいいのかなーと最近思っています。今、第二新卒の需要が高まりつつあるし、世の中のビジネスのあり方もめまぐるしく変化しているし。もういっそ思い切って転職しちゃってもどうにかなると思うんです。この先どうなるかっていう不安はあるけど、でもワクワクしなかったり自分らしく働けない状況の方がきっと辛い。

 

でもまだちょっと一歩が踏み出せない。今の会社でやりたいことができるかもしれないと思うと考えてしまう。。それに今この会社で働いているからこそ知ることができた世界もあって、そこにワクワクしたりもする。うーん、難しい 。単純に勇気がないのもある。

 

 人生100年時代、上にも書きましたがこれからの時代は今までの慣習とか形式とか、重んじられてた価値観を一蹴して新たな道を形成していくことも必要かもしれないですね。大事なのは自分の信じれる道を歩いていくこと。

 

 

川内さんの本を読んで、葬儀のあり方から自分の生き方まで色々考えさせられました(笑)さあ〜〜、今年も残すところあと2週間ちょっと!あと少し頑張っていくぞ〜〜!またね。