こんにちは。
前回の記事で、アラジンの映画を観たい気持ちを熱く書き綴りました。
この記事を書いた後、すぐに映画を観に行ったのですが、そういえばその感想を書いてなかったので、書きたいと思います。(あんだけ観たい!と書いておいて、観たら満足してしまっていました。
感想『ジャスミンが可愛い』
映画を観た感想は、ヒロインのジャスミンの衣装がとにかく可愛かった!!(そこ)
かっわい~~!私、こういう衣装好きなんですよね~。
日本語の吹き替え版をご担当されていた木下晴香さんが舞台挨拶で着ていた衣装もかわいかった。
この衣装来て、ディズニーシーのアラビアンコーストのエリア歩くとテンション上がりそう。なんなら本場の中東に行ってみたい。笑
あとは、ウィルスミスの演じるランプの精のジーニーがハマりすぎてたwww適任すぎるwww
小道具が多いので、少しごっちゃりしている印象を受けましたが、さすがディズニー映画!大人でもたっぷり楽しむことができました。
変化するディズニー映画のプリンセス像
アラジンの映画を観てを思い出したのが、大学時代に受けていたジェンダーの授業。
ディズニー映画を題材に変化する女性像や男性像について学ぶ授業です。
例えば、50年代~60年代に登場する白雪姫やシンデレラは、継母や意地悪なお姉様に家事を押し付けられたり、小人たちの家で家事を担う等、「女は家で家事をする」という昔の女性像が顕著に表れていますよね。
また、白雪姫もシンデレラも「受け身な女性」として描かれています。例えばシンデレラだと、ガラスの靴を王子様が探しているのに自分から名乗り出ずに、ただひたすらに王子様が自分を探し出してくれるのを待ってる、とかね。
けれど、最近のディズニー映画の中の女性像は変化してきていて。
一番わかりやすいのは、アナと雪の女王!主人公であるアナは、姉のエルサが城を出てしまった際に自ら城を飛び出し、エルサを探しに出かけるなど、アクティブに描かれています。また、姉のエルサも魔法(力)が使える設定ですよね。女性自身が力を持っている。
あと最近の映画だと、ラプンツェルも能動的な女性として描かれていますよね。閉じ込められていた棟を飛び出し、広い世界を知ろうとする姿が、50~60年代のプリンセス像とはまた全然違います。
今回のアラジンの実写版のヒロイン、ジャスミンも、そういった時代の変化に合わせて演出された女性だなあという印象を受けました。例えば、父である王様の跡継ぎにジャスミン自身がなりたいと強く希望したり。
特に印象的だったシーンが、大臣ジャファーに幽閉されそうになったジャスミンが、自分の信念を貫こうと叫ぶように歌うシーン。女性がこんなに叫ぶように、自分の意志をはっきり伝えよう貫こうとする姿勢を見せるのは50年台/60年台の映画ではなかったんじゃないかなあ。
ジャスミン、とても素敵な女性でした。
アラジン実写版、時間をあけて、また観たいと思う映画でした。