唐突だけれど、失恋した。
本当に好きだった相手で、将来、自分が産む子どもの父親がこの人だったらいいなあとぼんやり未来を想像していた。そんな人に振られました。
まだ少し、夢なんじゃないかと思うけれど、彼からの「別れよう。」の言葉で毎朝目覚めてしまうから夢じゃなくて本当に振られたのだと実感する。
でも、振られてわずかな日数しか経っていないけれど、少し気持ちが落ち着いた。(時々ふいに涙が出てしまうけれど。)
こんなに短期間で落ち着けたのは、夏生さえりさんの新著、『揺れる心の真ん中で』とその感想が書かれたブログを読んだからだと思う。
この本の感想文が書かれたブログがこちら。
このブログは、『揺れる心の真ん中で』の第二章の「変わったのは相手だけ」を読んで勢いで書かれたらしい。
この「変わったのは相手だけ」を読んでゆっこさんが書いたブログの下記の部分が心に残ったので、引用させていただきます。
いつだって自分自身が変わらなければいけない、
そう思っていた。
相手に合わせることが正しいことだと信じていた。
「世界には自分に合う人がいる。」
ありのままの自分を受け止めてくれる、そんな世界があったらどんなに幸せだろう。
あるんだ、そんな世界が。実際に。
疎遠になってしまったのは、ただ単純に合わなかっただけのこと。
パズルのピースがはまらないことと一緒で、
あまりにも単純なことだったんだ。
ああ、なんでこんな単純なことに気付かなかったんだろう。
でも、気づけてよかった。
悲しい過去がこんな形で消化されるなんて、想像さえもしていなかった。
振られた瞬間、私は「女として魅力のない自分が悪い」とへこんだ。この先私のことを本当に好きになってくれる人が出てくるのかとそこはかとない不安を抱いた。
でも、さえりさんの本と、ゆっこさんのブログを読んで「単純に合わなかっただけ」「ご縁がなかっただけ」「パズルのピースがはまらなかっただけ」と思うようになった。
私も人間なので、短所はいっぱいある。直さないところはいっぱいある。でも私が私を貶める必要はなくて、ありのまの私を好きになってくれる人は絶対いると信じたい。
あと失恋したからこそ抱いた感情と、彼を好きになったからこそ抱けた感情や思い出は、この先の人生の肥やしにしていきたいと思います。(早速ブログのネタの肥やしにさせていただいて恐縮。)
まだ25年しか生きてないけど、こんなに好きだなあと思える人に出会えてよかった。その人に好かれなかったことは、いい経験になったとは思えないけど(絶対思えないけど)、この先の人生の何かしらのスパイス的なのになればいいなと思います。(いい味出してくれよー。)
大丈夫、大丈夫。
私を好きになってくれる人はどこかにいる。その人のことを私も好きでいたいし、大事にしたい。そのためには、まずは自分を信じよう。